南仏シンプル料理をもっとシンプルに！

人間は変われる生き物なんですね。家事全般すべてダメ。早寝早起き苦手。パリ前は、自分はそーいうタイプだとあきらめていました（とくに掃除は大嫌いでした）。それがっっ！暇さえあれば手料理、修復、掃除洗濯に夢中！手作業、手作り好きなフランス人に近づいてます、無意識に。今朝は晴天ゆえに、いつもよりほこりが目立って気になり、まっさきに床のおそうじ。朝食後は洗濯を青空の下に干し、本棚を少し整え、ショコラをかじり、さて仕事！

みなさまにぜひ試してもらいたいレシピがあります。南仏の郷土料理「ピサラディエール」です。タマネギとオリーブ、アンチョビが主材料。私流では、この３つしか使いません。これをストックしておくと、何かと便利。南仏で食べた時「タマネギってこんなに甘いんだ！」と感激したのを良く覚えています。

さて、レッツ・ゴ〜
用意するのはもちろんこの３つ。タマネギは繊維に沿って薄くスライス、オリーブは、グリーンでももちろんOK。アンチョビはみじん切り、少量で大丈夫。

オリーブオイルをひいたフライパン（中火）へタマネギ投入。塩をひとつまみ入れます。動かさないで、しばしジっとガマンし、ひっくり返すとこのような色に。そう、タマネギの糖分がカラメル（コゲ砂糖）を生み出すのです。それを待つんです！

さらに炒め続け、全体がカラメル色になったら、アンチョビ&オリーブ追加。白ワインを大さじ１ほどじゅわっと入れる。とくにアンチョビターゲットに！臭みを取る意味で。ラストに黒こしょうをゴリゴリとかけて。

火が通ったら、保存容器へ。

このように、薄スライスパンに乗せればアミューズまたは前菜に。

私は付け合わせとして活用してます。かじきのソテーの上に乗せれば相性抜群♥冷蔵庫で４日くらいは大丈夫。タマネギの糖分が日持ちさせます。

これが本場のピサラディエール。薄パイの上に乗せるのが一般的で、要はタマネギのピザですね。お好みでガーリックやハーブを追加してもおいしいですよ。
私の場合は、なるべくカンタンにして、お料理を難しい作業にしないのが目的なので、あまり凝りません。いーんです！これだけで！ナンチャッテ。

せひご感想お聞かせくださいネ。離れていても同じモノを食べてるってのがウレシイ。家族がみんなで同じメニューを食べるフランス式を心で感じられます☆

あ、それからリクエストももちろん！できそうなものからアップしてますので、安心してコメントくださいね♥
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