ギフトもパリ流の買い方で

なんてやさしいんでしょう！今年の誕生日は、今までで一番すてきだと胸を張れます。ブログ開設以来、みなさまのコメントすべてに「気持ち」を感じ、いつも自慢にしています。ほんとーーーにサポート感謝です！！！

今日はホワイトデー。先日、甥（中３）のプレゼント探しにつき合いました。というか、積極的あるいは強制的に参加。当人の希望はシンプルで、もらった２名に各１０００円の予算。

私は細かい。予算は限られても彼女らの意向に沿うよう選別したい。なるべく詳細な事前情報が欲しい。もらったチョコを探ると、ひとつは手作り、もうひとつは情報を得られず不明。ふたつとも普通に「義理」だと言う。伯母にはさっぱり理解できない「義理の手作り」。

「あのね、義理ってやつは時間かけないの。自分の手を使わないの。なるべく簡単に事務的にして、気持ちを込めないのが普通なの」と熱く説明したところで、中学生にはさほどの興味はなさそう。身内としては、わずかな「本命」の可能性にすがりたいところだが、本人の「義理」解釈を信用するほかない。

事前にリサーチし、私的には「DEAN&DELUCA」と決めていたものの、部外者の自覚もあり、いろいろと案内したら、あっさり意見は一致。缶や袋付きで、食後も楽しめるのが女子的好みだとアドバイスし、グリーンのミニバッグにチョコ菓子３つ入りが、すべての条件を満たし、彼の決意は固まった。

しかし、ここでストップをかける伯母なのでした。
「肝心のお菓子がまずかったらどうする？」
「え、きっとうまいんじゃね？」
「いや、外国のお菓子は日本人（あるいは中３女子）の口に合うかどうかわからないよ」

伯母はまたしても提案の鬼と化す。
３つのお菓子はよくよく見ればバラでも売られており、それを買い（一個９９円）、
味見をしてから最終決定を下すことに。
デンマークのお菓子で、ヤング好みのミルキーなチョコ味に、二人して合格印。

ギフトセットはひとつ９００円台だったと記憶しています。
...てことは、ミニバッグで６００円上乗せか？

普通にお返しを買いにきた甥に、
「なんかおばちゃんの方が盛り上がって楽しんでるね？」と言うと、
「ホント、そーかも」とクール返しをされたのでした。

帰る頃には夏日の温度。冷蔵保存をして、渡すまで溶けないように注意を払うよう伝えると、素直に返事をすると同時にあきれたような、ウザイというような表情を見せました。忠告も度を超えると説教になる？！結局、「伯母の（説教の）付き合い」になっちゃったかも？お気の毒さま！