IKEAと甥

ウイークエンドまであともう少し！がんばりましょうね〜　がんばれないときもあります〜
お天気に影響されて？能天気な私です。

とあるウイークエンド。IKEAに行きました。私は体力がないので、「荷物持ち係」としてかり出されるのは体力のある甥、ということになります。
おかげさまで高一になり、顔は幼いですが体は大人です。例のごとく甥ネタは長いです。おつきあいいただけますと幸いです。

彼にしてみると、迷惑きわまりない。伯母の買い物は興味の範囲外で、退屈するのは明白。ランチと買い物後のソフトクリーム（５０円）のみが目当てでつき合う。

話はそれますが、彼の幼少期。子供服、靴、あらゆるアイテムに、お金をかけた私。伯母好みのプチ・バトー、ボン・ポワン。
時が経った今、「ファッションに興味ねぇし、そーゆーのはオレは別に」と言います。母親が選んだジーユーのアイテムを、言われた通りに袖を通しています。唯一のこだわりは、パーカ付でなくてはならないそうですが。

で、またまた話はそれますが、昨年、男性用財布の買い物につき合った事があります。小遣いが自ー由ーな伯母ゆえ、単なるスポンサーですけどね。「長財布」の条件なので、とりあえず新宿伊勢丹、丸井をざっと見てみたら、彼の気に入るものは見当たらず。なにげにプライスを見て仰天した伯母はこれ幸いと「ココのはおじさんっぽいからやめたほうが良い」。と、促した（そそのかした？）のでした。

タイムオーバーとなり、別れ際、子供にはふさわしくないけれど、ついつい媚びて、代金に「諭吉」を渡しました。その後、帰りに寄った「しまむら」で、（たしか）２０００円で財布を購入したと、達成感ある写メールが届きました。ユニオンジャック、つまり英国旗が長方形に配置されたデザインの画像を見て、「ロンドンオリンピックイヤーだし、カッコイイじゃん！」と感想を送ったところ、とくに返事ナシ。なにはともあれ、なかなか堅実な選択。

話は戻りますが、ファッションに興味がないと言いつつ、デニムのウエストの右側にひっかけたチェーンとつないだ長財布（２０００円）を、うしろ右ポケットに入れ１／２程度はみ出すスタイルが、男子的おしゃれルールらしく、それに従っているみたい。正面から見ると、左側にチェーンがUの字に垂れ下がっている。

うむ、男子高校生もなかなか興味深い。まるで自分のペットのように衣装を「押し着せ」ていた伯母、おおいに反省。ファッションはじーゆーでなくては☆

シーンはIKEAに戻ります。レジを通過し、ソフトクリームをおかわりし、「計１００円のおだちん」で満面の笑みを浮かべた１５歳に、「大金出しても買えない笑顔よねぇ」と、幸せ感じた伯母でした。

調子に乗って「車内でスマホはやめなよ」と注意したら、「それはオレが決める」と、しっぺ返しをくらったのでした。彼には彼の世界があるので、踏み込み過ぎはイケませんね。助手席で、体をくの字に曲げ、寝の体制になったおしりには、購入時から倍以上にふくらんだ「ユニオンジャック財布」が。寝にくくはないのだろうか？

IKEAでは、セルヴィエット＝ナプキンをリピートしています。シックな色で、格安！上のグレーと下の紫がIKEA製。念願のチーズおろし機も格安でゲット！この喜び、甥には意味がわからないかも？