わが家でプチ・パーティ

GLOWのご感想、ありがとうございます！！「プライベートアイテムを実写で」という素敵な企画に参加できて光栄なのですが、私にしてみると、「極力絵で見せること」から解放された結果の「プチ挑戦」。みなさまの反応を非常に気にしているのですー

２０周年とかイベントとか、このプチ挑戦など、「個人的な事でアタマがいっぱい」状態にお許しを！
週末には、家族親戚と、わが家で２０周年のささやかなお祝いをしました。総勢７名です。

ふだん、自分ひとりのことしか考えない食生活。「老若男女に支持される大満足メニュー」を考えだしたらきりがないので、フランス式に「いつもの食生活の延長線上で、無理しないメニュー」にすることに。

前日にはほぼ材料をそろえ、あとは焼きたてのパンを購入するのみ。当日は時間が押し、これも無理せず、うちにたくさんある冷凍パンにすることで解決。
お料理よりも先に、まずすることが「テーブルセッティング」。お掃除したあと、カトラリーを人数分そろえ、とり皿、料理を盛る器をあらかじめ出しておくと、その後が楽なんです。
はりきってクロスにアイロンをかけるときもありますが、今回は親戚なので、無理しないカンジで。

あ、お箸とおしぼりは、日本の素敵な文化なので、うちではマストです。
調味料は器に移して、なるべくシンプルなビジュアルを理想としています。生ハムはみんながそろうまでのおつまみにも。

アミューズ用のパンもあらかじめセット。焼いたあと、お祝い用に買っておいた（激安）キャビアをのせていただく。よう子氏曰く「うん、悪くない（←比較できるほど食べ慣れていないくせに、まあ、２０周年なので言わせておいてくださいネ♪）」

さて、父方の伯母がプレゼントしてくれたシャンパンで乾杯し、兄がお礼のあいさつを。
同い年のいとこは２男の母。仕事、子育てを両立する世代です。コントワーのトップスをさっそく装ってきてくれ、さすがの心使い。次男の新社会人一年生Y君も参加してくれ、まさかのお祝いまでいただき、２０年選手、感激。なだけに、今後を担うルーキー（若者）の口にあうかどうかを気にしている私。

これらをとりわけるのですが、ここでボリューム不足に気づく。７名分だったら、この２倍以上は必要だった、しまった！もはや若者男子のハートをつかむのは無理め？...それでもやさしい男子代表Y君はうれしそうにほおばってくれている。家庭でのしつけの良さがうかがえ、それに助けられた次第です。
よくご紹介している「なすのキャビア風」を、今回はアレンジしてグラタンに。

ここでもY君にすりより、「何の風味が効いているか？」とクイズを。「カレー」「ピンポーン！」
バルサミコ、塩こしょうにカレー粉を加えています。
そうだ、メインは若者の好み、肉！つけ合わせのじゃがいも、にんじん、タマネギを一緒にローストするフランス式で。要は、無理しない一品ということです〜


あれ？肉もぜんぜん足らん。大人はここらへんから食欲がわいてくる。「ピンポーン♪」（今度は本物のベル）新高校生らしく部活を終えた甥が腹ぺこ状態で到着。彼の好物、「クロックムッシュ風」を慌てて作る。

もちろん胃は満たされず、スピード優先メニュー「シュークルート風」をレンジでチン！して出す。（キャベツはいつもの作り置き）

まだ足りない、そう思いつつも、ホスト（私）がワインを飲み過ぎ、酩酊状態に陥り、お料理どころではなくなってしまった。。。ノンアル族の妹は、若者二人と盛り上がっているから、お買い物をたのむわけにはいかない。いやはや。お赤飯を買おうかどうか迷ったけど、やっぱ用意しておくべきだった！

なにはともあれ若者の胃袋は「すぐに満たされたい、いきなりがっつり徐々にペースダウン」、大人の胃袋は「徐々に満たしつつ、最後にがっつりで締め」という研究結果（？）が得られた会でありました。自分ひとりの食卓ではぜったい無理な研究。ありがたや、ありがたや。

お母さまたちが、毎日、毎回、わが子のためにごはんをつくっている姿を思い浮かべると、私なんぞは食に対して文句を言ってはいけない立場と思います。とともに、お母さま方も私も「無理しない」「がんばりすぎない」ことでは共通していたいなあ、とも思います。

ついでに言いますと「○○風」が多いのは、あまり本格的にしないことにしているから。必要性を感じない調味料やプロセスを省くのが「YOKO流」。結果おさいふも、時間も、味付けも「無理しない」？どうでしょう？みなさま？

わが家のプチ・パーティは「次回への課題が（とくにボリュームにおいて）残される結果」でしたが、あらたな活力にもつながっています☆
てゆうか、自分の至らなさの言い訳か？？

若者、とりわけ１０代は酔っぱらいの言動への理解に苦しむ頃。甥にからみ、嫌われたのは言うまでもありません。今後気をつけるのはメニューではなく、わが酒量かも。。。２１年目の目標は、若者男子の支持率拡大？

準備中に食器棚をゴソゴソしていたら、パリの蚤の市で昔購入した「オランジーナ」のキャラフが出てきました♡