一転、雨パリ

雨降りでもソルドには行く。そんなパリジェンヌの心意気が足もとに表れていたのでした。スニーカー率７０％。他、バレエシューズ、サンダル、ブーツの順です。

私はサンダル。寒い！靴とジャケットを探しに行く事に。ところが、買い物に集中できないのです。パリジェンヌがカワイイから！

外見ではないのですよ、その真剣な表情がカワイイ。感動すら覚えた私。黙々と品定めし、試着に取り組む。ふだんいかに抑えているのかがうかがえますね。この時に賭ける緊迫感は真剣勝負に匹敵する？

人が何かにひたすらに打ち込む姿にはなんだか感動しません？

スポーツ鑑賞によく似た感情が芽生えました。

というわけで、あまりにも真剣な彼女らにレンズは向けられませんでした。

他にも、街で一瞬すれ違った人々はシャッターチャンスはないに等しい。

なのでしっかり目に焼き付けました。

帰ってさっそく記憶画。右手が勝手に動くのです〜

やっぱ絵描きだな。そんな原点にも戻るのですね、この街。

防寒具を買わずに一日過ごし、夜に熱でダウン！自分の不注意が確実に自分に戻ってくるあたりもパリです。。。あぅ。。。

今朝は復活しました。

↑右二人、パリジェンヌの傘の持ち方。
↑右二人、選別を終え、このようにハンガーを持ち、試着室へ。長蛇の列！買ったのはコレ↓ドット柄のフォークとナイフを、

レジのおねえさんに「すてきね」と言われました。

こういう仕事の仕方ってなんだか良いなあと思いました。

モノを扱いつつ、右から左に流すだけではなく、

ひとつひとつ鑑賞しているような。

しかしですね、このふたつ、売り場をくまなく見て掘り出したせいか、バーコードを読み取らず。もう一度売り場に戻って、担当のおねえさんに手書きで品番を書いてもらい、再びレジへ。こーいう事が日常茶飯事で、何事も時間に余裕を持たせないといけない街なんです。。。やれやれ。

私はこれを「アドリブ」と考えて気をおさめています。

アドリブ話は山ほどあり、きりがないのでここらへんで！