最新の記事
ライフログ
画像一覧
記事ランキング
以前の記事
2020年 07月 2019年 12月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 カテゴリ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
|
2018年 03月 16日
人生100年時代ー。
その半分ほどで生涯の幕を閉じた友人Kちゃん。 ながいことごぶさたしてたけれど、 30代には遊びまくった私たち。 昨日はKちゃんのお宅におじゃましました。 Kちゃんが信頼を寄せる人、 友人Mさんと駅で待ち合わせし、歩き始めました。 私の知る旧宅から、新築されて姿が変わった家に着き、 Mさんがインターホンを鳴らすと、 Kちゃんのお母さんが迎え入れてくれ、 2階へ上がりました。 仏壇の写真立てには、こちらに向かい、にこっと口角を上げ、 いつもの笑みを見せるKちゃん。 でも姿形はない。 その現実は、夢見る夢子の魚座性質の私にとって、人一倍受け入れがたいものでした。脳が現実を拒否し、夢の中の出来事にしてしまう! 1階は、Kちゃんのネイルサロン。 Kちゃんの椅子に腰掛け、Kちゃんが見ていたであろう目の前のモノや景色を見つめました。猫と自然や植物を愛し、古いテイストやちょっとPOPも好み。集められたそれらが、器用な彼女の手によって、躍動的に飾られているー。作品のネイルは0コンマミリ単位に繊細で正確。どれもこれも彼女らしく、私を安堵させました。 私の体感では、今も時計が止まっていない。「生きて」いる空間で、今後の希望までもが見て取れるほど。現実を受け止める要因にはなりませんでした。 2階へ戻り、さっきは3人でくずもちとお茶で話をしたのと同じテーブルで、 お母さんお手製の夕ごはんまでいただきました。 出汁が良くしみた、ふき。黄色がきれいなかぼちゃの煮物。おしゅうとめさんから伝わるという野菜料理は、じゃがいもとたまねぎを弱火で根気良く炒めた、焦げ色のない白。たきたての白米はつやめいて、上に立つ湯気まで純白。 Kちゃんの「おふくろの味」のそれらを存分にいただき、レシピまで「持ち帰り」するほど味わい深く、身にしみました。私に「おいしいもの」を教えてくれていたKちゃんの原点でもあります。 生涯の長短と、幸福の度数は単純に計ることはできないけれど、とても恵まれた食生活だったことがわかりました。その点では幸せだったのではないかな。 いえ、それすらも今はわからない。すべての本当のところはKちゃんにしかわからない。 だから、わからないままにして、彼女のいない今、時が解決するのをゆっくりと待とうと思います。
by yokoyonezawa
| 2018-03-16 12:04
| おしゃれライフ
|
ファン申請 |
||