最新の記事
ライフログ
画像一覧
記事ランキング
以前の記事
2020年 07月 2019年 12月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 カテゴリ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
|
2018年 04月 11日
「ねこパリ」の3章は「ひとり(ソロ)活動って楽しい!」です。
ひっそりと楽しむ「おひとりさま」から、今はさらに進化して、 ぼっちではなく、単独を楽しむ文化に定着しそうな予感がします。 私のデビューは30代後半。 おひとりさまの「お」すらない時代でした。 ましてや女性ひとり、なにかしら「影」「不幸感」がつきまとう空気がありました。 そんなリスクがありながらも、 なぜ本格的デビューしたかというと、理由はたくさんありすぎます。 総括すれば、連む友人やつれあいがいなくなり、自然の流れに従ったまでです。 今やベテランの域!?それが良いかどうかは別にして、 メモリーをたどってみました。 よく覚えているのが、箱根への旅行。 ソロだからこそ、ゼイタクに部屋を独り占めできる!と、 思い切って高級旅館へ一泊予約。 ウキウキ旅館にチェックイン! と同時に、あらゆるオプションがオススメされ、 エステを予約。大浴場だったか、温泉時間まで細かくスケジューリング。 思い切り羽を伸ばし、時間空間すべてを独り占め、 単独な自由を満喫するイメージでしたが、 気づけば誰かと一緒で、時間にも縛られたのでした。 それが緊張感となってしまい...... エステで悲しくなってしまいました。 「ゆっくりしに来たのに、なんだか忙しくてゆっくりできない......」 涙が勝手に流れました。 すると、エステティシャンの方が、 「おつらいことがあったのですね」と 背中をさすってくれました。 「ううっ(泣き)......ン?『おつらいコト』??なんかあったかな?」との自分への疑問が湧き、つらいことは特別思い出せず、正気に戻り、涙は急停止となりました。 お部屋へ戻って、お茶や食事するにしても、 中居さんが常に面倒を見てくれました。 「ひとりでテレビを見ながらのお食事で寂しくないですか?」 などと傍らで語りかけてくださった覚えがあります。 「はい......」ン?いえ、食事さえも独り占め、その実験のためにも来たんだったな、私。と、改めてこの旅(ソロ旅)の意義を認識するに至ったのです。 さすがに就寝は「ソロ」(笑)。翌朝からは気を取り直し、ソロモードへスイッチオン! 当時お気に入りの一眼レフを片手に、美しいお部屋や風景を「激写」して周りました。ソロですから、みんなそろっての記念写真ではなく、ひたすら自分が好きな場所撮影に専念! 朝食の梅干しがおいしかったので、親戚へおすそわけしたく、おみやげショップでギフトパックを送ってから、チェックアウト。 アプローチを歩いていたら、着物姿の女将さんが小走りでやってきました。 「米澤さまは、よくおひとりでご旅行を?」 「はい、海外でも『ルレ・エ・シャトー』(*)のホテルを巡る旅を(趣味に)しています」 「そうですか、お気をつけて!」 満面の笑みで見送ってくれました。 私が去ったあとは、中居さんはじめ旅館のみなさまはホっと胸をなでおろしたに違いありません。 その訳をまだ知らずして無事東京へ戻り、 美容院で何気にこの話をしたところ、 スタイリストさんがー 「ひとり女性旅.......それ、間違えられてますよ」 ハッ!そうか、「人生を絶つ最後の旅」、 最高の旅館で永遠の眠りにつくってコト? この頃、高級旅館女性ひとり旅はなにかと「訳アリ」と思うのが世の常。 これをもうちょっと頭の片隅に入れておけば、 行き違いもなくスムーズだったのに。 あのとき流した涙はどこへやら。今は笑い話です。 (*)フランス発のホテル&レストラン加盟協会。世界中にある加盟ホテルは厳しい審査を通過した証。 その加盟ホテルのひとつ、南仏の =金のヤギ
by yokoyonezawa
| 2018-04-11 14:28
| おしゃれライフ
|
ファン申請 |
||