パリ流ダイアリー(Petit journal de YOKO)

ウィーンその２

　ウィーンの人々は私の扱いに戸惑っていた様子。「マダムアゼル...」（「アゼル」の部分が小声）などと、もやっとした呼び方をしている人もいました。

　まあ、私の語学力の問題でもありますから、決して相手を責められません。そして見た目職業不明、得体の知れない人である事は確かです。ただし、ホテルのレセプションのお兄さんとは簡単に通じ合いました。国際交流は、根拠のない相性もおおいに関係あります。全国のトラベラーのみなさま、がんばりましょうねっ！！

　写真は日本で言う「アマンド」のような存在？チェーン展開の「aida」カフェで観光客らしく、オーストリア名物のアップルパイみたいなスイーツと、「メランジェ」という「コーヒーに甘くないホイップクリームのせ」をいただきました。

　パリのアップルパイ関係はすべてバターが強力で、甘さも濃厚ですが、こちらのは、パイの層が薄く、中身も酸味が残っていて、素朴系。

　初ウィーンは今のところ順調。旅の成功の秘密は「恥じらわない」。文化の違いで、様々な間違いがあって当然なので、あやまらずに堂々としているくらいでちょうどノリが合います。私の場合ですけど！

本日からダイアリーをこのアドレスで

ウィーンで美術三昧

　きのうからウィーンに滞在しています。目的はフェルメールの「絵画芸術」を鑑賞するため。ところが、ハマってしまったのはクリムト。生まれ故郷、ウィーンがもっとも輝く土地なのかな？フェルメールは彼の出身地オランダで見たときはそれはそれは美しかったけど、ここでは静かすぎる印象かも。

　さて、初のウィーン。私の役目としては、パリとの違いをリポートする事でしょうか？建物にバラエティーがあり、煤けていて、古さを感じさせます。それに比べるとパリは統一されていてエレガントなんです。その理由は、明日移動するので明日以降にしますね。写真は左から時計回りに、クリムト、館内の床、スーパーの棚、本日のディナー＝オーストリア名物牛肉の煮込み（ポテトのせ、ミックスサラダ付き２１ユーロ。すごく好みの味デシタ！満足♪）。