パリ流ダイアリー(Petit journal de YOKO)

バレンタインにお誘いメール送信...ドキッ

テーマが決まると、その方向へまっしぐらになってしまいます。本は最たるもので、関連するモノ、コトを集約し、まとめます。

私生活においても追求型。今はバレンタインのことに集中！

手作り派のみなさま、ケーキはできれば今晩作ってひと晩寝かせてくださいね。生地とショコラをしっとり一体化しなめらかな口当たりにします。なじませるには時間が必要。そんなパリ流のお菓子にしてみてくださいね。

おうちディナーの「参考作品」を作りました。鶏むねオーブン蒸しバージョンです。そう、コンビニの「サラダチキン」でもOKですよ〜

確かにコンビニはフランスにはないですが、せっかくのわがコンビニ文化。うまく使いたいですよね！
フレンチのコースに従えば、デザートのあと、食後酒やカフェとともに一口サイズの焼き菓子「プチフール」をつまみます。そのなかに、ショコラも含まれます。最後のシメはショコラになる！バレンタインっぽいですね？飲み物は「ハーブティー」がオススメ。安眠を誘うし、リラックスムードにピッタリ。
と、世話を焼く人、それが私です。
そんな私、本日ひとりのムッシューに「話がある」「明日はどう？」とメールを送り、その後バレンタインと気づきました。フツーに事務的な用なのに、意味深だったか？と思いましたがフランス人には心配不要。
彼らは直接会って顔を見て、話を始めてから思考は開始されます。
誤解があったらどうしよう、失礼をしてしまったかも、などと先走ったり過去を悔やんだりする世界に住んでなさそう。なにしろ「今」なんですよね。
そのときにならなきゃ（本当のところは）わからない、本人に直接聞いてみないとわからない。
相手の気持ちにまで想像を膨らませたり憶測するより聞いたほうが早い。バレンタインも、私のようにやきもきしないんでしょうね？きっと.......。
というか、そもそもフランスでは告白の日じゃないし！と自分にツッコミを入れます。
みなさまはいかがでしょうか？平常心＋プチッとときめきの１日を❤︎

ひとりセント・バレンタイン

新刊の３章まるごと「ひとり」をテーマにしました。「ねこパリジェンヌ」の当初は、まるごと一冊ひとりという案もありましたが、ねこが加わって「ひとり」ではなくなりました＾＾

話はバレンタインに。なぜかというと、私が世間のムードに流されてるからです。年始から休みナシで働いて、ようやくひと息ついた今、節分が過ぎてバレンタインではないですかっ？わがハートに火が！！

半世紀の自分史でのバレンタインは無視してきた行事。若かりし頃（＊）、「義理」に無意味を感じて、「本命」さえも無視したっけ。それはそれ、今は思いっきり世間の流れに便乗したい気分なのです。

ひと息ついて気分上々な今、困ったことに、急に都合よく「人」の心は調達できない......。

で、ひとり走るのが食です。衣食住、なくてはならないいつもの生活の中から喜びを見つけるのが私の提唱する「パリ流」。がんばらなくても、目の前に楽しみはひそむもの。

おなかすいたな〜と、休日。いつものメニューをバレンタイン用に盛り付けアレン
ジ！ただそれだけですけど「作品」です。

このプレートとほぼ同じメニューが、

こうなりました❤︎美術的には「余白」重視です。これ以上太いハート形だと、子供っぽくなっちゃう。大人ごはんなので、シックはキープしたいところ。

お料理ゼンブを盛り付けるとハートじゃなくなっちゃうので、余分は別小皿に盛ります（写真には写ってませんが）。

ビーフステーキの日は、盛り付けに力が入ります。

フレンチの場合、「アツアツのまますぐさま」食べる文化でないのが性に合ってます。お皿の上に「アート」をこしらえ鑑賞、しばし自分作品に酔う時間が至福です。

と、バレンタインからそれました！！みなさまはひとりでもふたりでも「今目の前」に好きな人、好きなモノがあることを、しっかり確認するバレンタインにしてくださいね。聖なる日ですから！

＊若かりし頃＾＾この態度は「反抗期」っぽいですね？そんなときもありました。同僚の軽いジョークの「チョコくれる？」にも「あげないっ」とムキになったっけ。その時点で恋を１パーセント逃してますね。

あのときパリジェンヌ流を知っていれば？な〜んて過去には戻らず、今を生きます。

Bonne Saint Valentin❤︎

おうちでムーディ・ディナーforバレンタイン

パリ流バレンタイン（告白でなく「確認」の日）で、ディナーデートを楽しむ方も多いと思います。私としては、ぜひおうちで過ごしていただきたいのです。

パリ流だから、和食のように食卓にズラ〜っと並ぶ「おかず」の数は多くない。基本は前菜メインデザートの３品です。デザートはアイスなどの市販品にすれば、２品で済んじゃいます。

むしろ、少ない方がラグジュアリーで、バレンタインのムードにピッタリ⭐︎

彼が来る前に、メインを除く品を９０パーセント用意します。キャンドルを灯す準備も。

まずはアミューズ。一口サイズのコバラ満たしです。これは、スライスブリオッシュ（＊）にうずら、トマト、ピクルスのせ。魔法のスパイスはフレンチマスタード。マヨネーズのように塗ってから具材をon。大人なカナペは３分でできる！（＊リッツでもOK！）

シャンパーニュはぜひぜひロゼで❤︎開栓＆注ぐのは彼の役目。パリジャンになってもらいましょう。フォアグラのカナペもオススメ。コレ、焼き鳥のレバーでもよいですよ！スライスして、上にジャムをのせればそっくりです。

お皿を重ねてセッティング。上に乗せたお皿は前菜用。写真は前菜でなく、アミューズその３、「りんごのベーコン巻きのオーブン焼き」ですが。コレも作っておくと便利。

作り置きのサラダ等をテーブルに並べ、各々とりわけます。

食べ終わったら前菜皿を下げ、その下のメイン皿へ。
おしゃべりしながらフライパンで鮭をソテー。フライパンごとテーブルへ運び、各皿へ移します。付け合わせはテーブルに置いて、好きなだけ自分で取る。
要は何気に「セルフサービス」。負担もなく、会話が途切れない！

ソースは作らず、フレンチマスタードで。
ここから先の参考画像がないのは、しゃべり、飲み、酔ったからです。デザートは「パルミエ」クッキーでした。

昨年のクリスマス、近所に勤務する友人J子さん（当然ですが今風に言えば「恋愛感情はない」）を招いた会での画像を使いました＾＾シャンパーニュはJ子さん提供⭐︎

さてさてみなさまの場合は、足らなければ、チーズを。

「おかわりする？」とか、「おいしい？」とは聞きません。おいしさよりも大事なのはともに過ごす時間。おいしいものは外食でとれますよね？

数作らず、洗うお皿少なく、かつスムーズな食事の流れ。おかずの数でなく、ふたりの会話時間が多ければ多いほどいいのです。

愛の確認の日ですから！！

すてきなバレンタインをお過ごしくださいませ〜

　

ン？？当日は水曜日ですね？レシピを無理なくor市販品を並べるだけでも立派なパリ流ですよ。ついでにシャンパーニュは高価なので、コンビニのスパークリングでも全然OK。つまり究極には愛があればそれだけで真のパリ流＾＾

食関連は著書「パリジェンヌ流シンプル食ライフ」にまとめています。

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記録写真がなくても記憶に残る日

「この強行スケジュールは無理がないか？」と心配しつつスタートした１日。

朝にお仕事先のKさんからの電話を待ち、今後の件を。ここ数年のお仕事や出来事の他、バレンタインや地元話題へ広がり、切るのが惜しまれるサンパな通話でした。

午後イチは年一回の脳外科診察。わが脳に従い通過した地下鉄改札が...アレ？違う！解除手続きし、駅員さんに「大江戸線乗り場はどこですか？」と、地元民にあるまじき質問をし、予約時間ギリギリに到着。

主治医先生とは１０年前の手術のことから始まり、この病ならではの独特話でもツーカーになるので面白い。診察というよりおしゃべり時間でした（私の脳内にとくに異常はナシ）。

スマホで移動ルートを調べ、駅へ到着したまでは予定どおり。しかし出口でつまずく。A6がないっ！迷いさまよえば階段の上下が多く、私の低すぎる体力に限界が見えた頃、地上の光が目に差し込むー。１０分遅刻。小学館会議室にはみなさんおそろいで、、、

さてさてやりますかっ！気合を入れて、次回作最終チェック！１５時１５分。目の前にはおやつが並び、そこにもしっかり目を光らせつつ進行。脳の栄養素＝糖分が切れそうな時点で休憩、おやつ♪

そのなかには「キットカット」「ハッピーターン」「サラダせんべい」の大ベストセラーが。新作や限定に走っても戻ってくるところはココなのよね〜舌の「拠り所」というか.......と、脳内で悦に浸っていると、みんなの話題は「歌舞伎揚げせんべい」へ。若い女の子には「はてな？」話かもしれませんが、かなり面白かったです。

脳内元気なまま終了、デザイナーMさんにくっついて駅へ向かったら、なんのことはない、小学館の地下に改札が！！行きのあの迷路迷いはいったい.......

（とのオチも自分史では珍しくなく、むしろ日常茶飯）

スムーズな帰宅となり、Mさんへの恩返しのつもりで？イラスト描き送信！

自ら無駄に体力を使ったへとへとな日だったのに、疲れなんてなんのその。各シーンの話題が別々で楽しめて、話に花が咲けば、幸せホルモンが分泌！足らぬ体力をカバーしてくれるみたいです（科学的根拠はないけれど、体が証明することってありますよね）。

記録写真はないけれど、記憶に残る１日なのでした。

１枚あった！夜食です。ローソンの「チキンソーセージ」。

スマホ普及の前からスマホ顔

仕事部屋にいくつか鏡があります。これは、デッサンのため。自分でポーズをとって絵の資料にします。資料を探すより手っ取り早いから！顔の角度、手の動き、体の線などを見ます。

おしゃれや美容目的の自分写しとは違い、自分を見ていながら見ていない。顔がどうとか、太ったとか痩せたとか、おなかぽっこりとか、そういった件は目に入ってきません。

美術の裸婦デッサンも同じ感覚で、目はモデルへ向けても、感想は持たないんです。

ずっと原稿を描いていた今日、ふと鏡に顔を写してみたら、そこには「スマホ顔」の私が！最近言われるようになりましたが、私の場合は「スマホ以前からスマホ顔」。

デスクワークの下向きが１日のほとんどを占め、それが長年続くー

いつも前向きで笑顔でいる接客業の方とは明らかに違う人相。

目を鏡に戻し、にかっと笑顔にしてみたら、ほうれい線が消えたような。実際にはありますけど、あって当たり前の線となる。ほうれい線はスマイル線でもあるような、ないような？？

昨日は、険しい顔で月を見ていた私です。

もう少し笑う生活が人相のためにもよさそうです。